「創作って楽しよね!」って思ってたけど、最近になって楽しいと思えないことってありませんか?
みんな何か思いがあってそれを形にするために創作作品を作っているのに、楽しみを感じなければ完成しませんよね?
楽しめなければアイデアも何も生まれないし作品もつくる気すらおきない。
やっぱり創作するには「楽しむこと」が一番大事なんなんだなーって思います。
でも、なぜ「楽しめない」とか「つまらない」ことが起きるのでしょうか?
苦痛からは何も生まれない
楽しめない原因としては、やっていることが苦痛に感じているからです。
苦痛を感じてしまうと、創作を楽しむことができません。
実は苦痛に感じる原因が分かるだけでも「楽しめない」という症状は改善します。
では、苦痛と感じる時ってどんなときでしょうか?
自分より上手い人の作品を見たとき

「自分よりクオリティーの高い作品を見てしまって嫉妬する」こんな体験は誰にでもあるともいます。
「隣の芝生は青く見える」と言われているように、人から見たらよくできているのに自分から見たら「こんなものはダメだ」と劣等感を感じてしまいます。
絵でも、音楽でも、小説でも、料理でも、スポーツでも、ゲームでも、優れている人を見れば、「あいつは自分より優れている」と妬ましく思えてきますよね?
「自分はそんな人を妬む人間でない」と言う人もいると思います。そういう人は人間が完成されているので、今後もその思いを大切にしましょう。
でも実際、完成された人間はいません。ほんの少しでも思い当たることはあると思います。
嫉妬することはメリットもあります。
嫉妬するってことは、「あいつは自分にないものを持っている」という思いから出てくるものですよね?
つまり、嫉妬は「自分に足りないものは何か?」を気づかせてくれるのです。
自分に足りないもの、欠けているもの、乏しいもの、これらを教えてくれるのが嫉妬のいいところなのです。
しかし、自分の苦手なところ見つめず、欠点を直さないまま人と比較していては成長はしません。
作品は完成しませんし、いい作品には仕上がりません。
人とは比較せず、自分の成長を楽しむことが創作において大切なことです。
やらされている感があるとき

人ってのは強制させられると急に楽しめなくなるんですよね。
この、やらされている感ってのは実は2種類あるんです。
(1)人から強制されている(外的要因)
周りから強いられていると、苦痛を感じますよね?
それは「自分の意志」ではないからです。
人から命じられて無理矢理やらされてしまうとどうでしょうか?
本当は楽しいのに、無理にやってしまうと、それが苦痛に感じてしまいます。
苦痛に感じると、それは「楽しくない」ものだと錯覚してしまいます。
やりたくないことならまだしも、やりたいことを他人から強いられてしまうと強制的にやらされている感じがしますよね?
自分のペース、リズムが崩れてしまうので「楽しいこと」が「楽しくないこと」に変わってしまいます。
(2)自分を追い込んでいる(内的要因)
自分で自分を縛ると苦痛を感じませんか?
明日でもできることを今日中に終わらせようとする人っていますよね?
その人が、苦痛でなければそれでいいのですが、もしそれが苦痛と感じるならば、自分に強いられていることと同じです。
「今日は休みたいのに…」
「でも今日終わらせないと落ち着かない」
これは完璧主義者に多い特徴です。
楽しくないものは、すぐ飽きてしまいます。
作ることに苦痛を感じれば、続ける気になりません。
新しい発想も生まれませんし、デメリットだらけです。
制作には「楽しむことは」は切り離せません。
誰も楽しみ方を教えてもらっていない

「絵の描き方」「文章の書き方」「曲の作り方」の本はたくさんあるけれど、「楽しみ方」の本はどこを探してもありません。
学校でも勉強の仕方を学ぶけど、「楽しみについて」なんて教わりませんよね?
会社でも仕事のノウハウは教えてくれるけど、仕事で「楽しむこと」なんで感じることはないでしょう。
いくら「楽しんで作れ!」って言われても、楽しみ方を知らなければ行動に移せません。
では、楽しむにはどうしたらいいのでしょうか?
「創作の楽しみ方」については次の記事で解説していきます。
