アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』を観て、創作に使えそうな演出を紹介

こくてん
アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 を見て、「これ創作で使えそうじゃん!」っていう映像の演出を紹介!
目次

まずは基本情報

作品タイトル 思い、思われ、ふり、ふられ
公開日 2020年9月18日
上映時間 103分
ジャンル 恋愛、学園
公式サイト アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』公式サイト

全員片思い ―あの子が好きな君を、好きでいてもいい?―

偶然出会った、全くタイプの違う【朱里】と【由奈】、朱里の義理の弟の【理央】と由奈の幼馴染の【和臣】は、同じマンションに住み、同じ学校に通う高校1年生。夢見がちで恋愛に消極的な由奈は、理央に憧れるが、自分に自信がなく一歩踏み出せずにいる。理央はかつて朱里に想いを寄せていたが、親同士の再婚により、気持ちを告げられないまま、想いを胸のうちに抱えていた。また、恋愛に対して現実的な朱里は、率直でどこかつかみどころない和臣のことが気になり出し、割り切れない初めての感情に戸惑う。そして和臣は、ある“秘密”を目撃し、葛藤を抱えることになり…。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違って−。

出典:アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』公式サイト

創作に使えそうと思った映像演出

アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 映画を見て自分の創作に使えそうだと思った演出を紹介します。

水たまりに映し出された世界

この映画では、けっこう雨が降るシーンが多いのですが、水たまりの上に立つ登場人物と、水たまりに映し出された人物とが対照的に描くという演出が「これは使える!」と思いました。

例えば、現実世界は雨模様で暗い感じなのに、水たまりに映し出された世界は晴れで、これからいい展開になるのだろうなという気分を視聴者にさりげなく伝えている感じです。

伝えたいことを率直に映し出すことも大事ですが、伝えたいことをぼやかして視聴者に想像して埋めてもらうことも、アニメ演出において大事なことですねよね!

この映画ではありませんが、悪役ということを視聴者に隠して、影が獣の形だとか死神の形だとかで、さりげなくこの人物は悪役だと伝えるようなものと似ています。

また他のシーンで、現実はまだ叶っていないのに、水たまりに映し出された世界はもう叶っているという演出があるのですが、登場人物の心情を描いているようにも見えます。

何か理想と現実を対照的に描きたいときに、この演出方法は使えそうですね!

こくてん
あと、終盤の由奈が階段を上るときのカメラワークが最高でした!

最後に入場特典をご紹介しますね!

咲坂伊緒先生の描き下ろし、番外編収録『思い、思われ、ふり、ふられ』特別巻です。

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