【今だから語れる】超会議3のユーザ企画「ひゃくらぼ3」に参加できてよかったこと

こくてん
今さらですが、超会議3のレポートを書きます。

あなたが想像する超会議のイメージって、運営が企画したものをユーザが楽しむもだと思っていませんか?

大間違いです!

中には「ユーザ企画」というニコニコユーザが作るブースってのがあります。

僕も関わっていたのですが、ユーザ企画で「ひゃくらぼ3」というニコニコ大百科のブースを複数人でやっていたいました。

簡単に言うならコミケなどの同人誌即売会で机を借りて、そこで自分たちの好きなものを販売するってイメージですね。
僕たちが運営したブースでは販売は行っていませんが、ニコニコユーザが考えた企画をスペースを借りて制作物を公開するって感じですw

この記事では「ひゃくらぼ3」でやってた展示物の紹介と、この企画に関われてよかったことについてお話します。

目次

ニコニコ超会議3の詳細

イベント名 ニコニコ超会議3(にこにこちょうかいぎすりー)
会場 幕張メッセ国際展示場1~8ホール
開催期間 2014年4月26日(土)~4月27日(日)
来場者数 12万人超え、ネット視聴760万人
公式サイト ニコニコ超会議3 公式サイト

まずは入場口の様子から

実は、僕は実際に超会議の来るのが今回が初めてでした。
最初は地元新潟から東京まで行って、そこから千葉の海浜幕張駅まで行き、無事に現地に到着できるか不安でした。でも何とか着けましたけどねw

こちらが駅から会場まで数分歩いたところにある、超会議名物の看板です!
普通なら長蛇の列に並んで長い時間、開場時間まで並ばないといけないのですが、僕たちは裏口から入りました。

ずるい!と思うかもしれませんが、ちゃんとブース設営のための裏口です!
時間をかけてを制作した展示物をブース内に配置して、始まったら交代制ですがスタッフとしてブースについていなければなりません。

なので、スタッフは簡単に入れていいなー!と思ったら大間違いですよ!(二回目)

「ひゃくらぼ3」でやってたことの紹介

僕たちニコニコ大百科ユーザーが集結して誕生した、大百科の魅力を伝えるためのブース、それが「ひゃくらぼ3」です。「3」ってついていますが3回目って意味です。ってことは1回目も2回目もありました。

今は更新されていませんが、当時、企画の告知として運営していたサイトがこちらです↓
ニコニコ大百科研究所 〜ひゃくらぼ〜

ブースはこんな感じ

この看板が目印です!
ちなみにこのロゴは あずまうど さんって方がデザインしました。

超会議3の前日だったか1日目の夜に、急遽作らされたポスターです。
なんか壁が寂しいということで、イラストやロゴをいただいて急いで作りました。

「ひゃくらぼ3」のためだけに作られたCMです。
こちらも あずまうど さんが作られました。もう神ですね!

大百科で生まれたキャラクターが映っていますね!
左から歌書キコ、ニワンゴたん、本和ゆるりです。

動画はこちらです↓

ニコニコ大百科(物理)

タイトルで予想できると思いますが、大百科で書かれた記事をすべて紙にしたらどれくらいの大きさになるのかをやってみたという企画です。

大百科が2008年5月12日にリリースされてから当時(2014年4月)の間で約34万の記事があります。
それを1冊の本にしてみたら、なんと!こんなに大きな本になりました!

こちらは卓上用の大百科です。制作チームが「これは!」と思った記事を集めています。

歌書キコ

大百科で曲をつくれるの知ってましたか?

その作った曲のことを「ピコカキコ」って言うんですが、その方法が初心者では難しくて作るのがだるい!という意味で「ピコだるい」とう言葉が生まれたくらい、大百科で曲を作るのユーザは少なかったんです。

それを救うべく現れたのが、こちら「歌書キコ」というキャラクターです。

ブースでは歌書キコの等身大パネルが置かれています。

こちらは設営段階の様子です。

なんと!このブースに来てくれた方に無料で歌書キコが歌が収録されているCDをお渡ししました!
来場してくれた、方ありがとうございました!

こちらは歌書キコの紹介や歌のリスト、制作スタッフが乗っているパネルです。

お絵カキコ総選挙

週に一回大百科トップの絵をユーザで決めるという企画です。トップ絵のことを扉絵と呼んでいます。
また、大百科では記事だけでなく絵も描けるんですが、その描いた絵のことを「お絵カキコ」と呼んでいます。

普段は運営が描かれたお絵カキコの中から選ぶのですが、今回は会場に訪れた方が好きなお絵カキコに票を入れて、一番多く票を獲得したお絵カキコが扉絵を飾るというものです。

この大百科のアイコンっぽいのが投票箱!
この箱に扉絵の運命を変える一票が投じられます。

こちらが惜しくも候補に落ちたお絵カキコたちです。

プレゼンバトル

こちらの企画は1対1で同じテーマで、それぞれ題材を決めて記事を書くというもの。
書き上げたらそれをプレゼンして、審査員がよかったと思う記事を指名された見事勝利というもの。

負けた人は罰ゲームとして額に「百」の文字が書かれますw

ニコニコ生放送

ブース内の様子やブースから見える会場の様子を実況するのはもちろんのこと、大百科の歩き方などの紹介も生放送でやっていました。

「ひゃくらぼ3」参加してよかったこと

制作の喜びが感じられた

なんといっても、展示物を制作する機会を与えてくれたことと、作った展示物が実際にブース内に飾られて、多くの人が訪れてくれたことです。

仕事との兼ね合いもあって、時間がない中、夜遅くまでかかってやっと完成させた展示物を多くありました。
でも苦労すればしたほど、会場に行って多くの人に見られたときの喜びがなんともたまりませんでした。

好きなことやりたいことをを突き詰めていって、果てには疲れて倒れるんじゃないってくらいにまでなって、それでも制作は楽しい!と感じることができたのが、僕にとっては大きな成果です!

一人じゃ無理だった!

僕は主催ではありませんが、このブースの一員として関われたこと誇りをもっています。
「一人だけではできないことも、みんなでやれば成し遂げられる」そんなマンガみたいな話ですが、それが実感できました。
チームの一人一人特技があって、それがうまく化学反応を起こして成功できたブースだと思っています。
人見知りである僕が制作に関われたのも、ひゃくらぼメンバーの方が親切に寄り添ってくれたからだと感謝しています!

世界は広いんだな~と思った

僕はナルシストみたいな性格で、自分が一番だと思っていましたが多くの人と関われて、「自分はまだまだだなぁ~」と気づかされました。
もうプロじゃない!ってレベルの映像を作る人、どこかのボカロイベントのジャケット描いてるんじゃないと思うようなイラストを描くひとなど、どの方もプロ級で自分の知らない世界があるのだと肌に感じましたw

最後に、一人だけでは気づけないようなことが、チームで制作する企画に参加することで分かるようになるので、何か機会があるなら「あなたも参加してみてはどうでしょう!」と一言だけ伝えておきますね!

  • URLをコピーしました!
目次