前回の続きです。同じく、ニコニコ超会議2019のブースの1つ「超動画絵師展」について記載します。
前回の記事はこちら↓
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※記事の内容には動画のネタばれなどを含んでいますので、まだ見てない方はあらかじめ動画を見ておくことをおススメします!
※展示物の量が多かったので、すべては載せず一部抜粋して載せてあります。
※一つの記事にまとめると大変長くなってしまいましたので、前編と後編に分けました。
そんな劣等感を持っています。
でも、開き直ります
「別にい~や」
「死にたい」と匂わせるコメントをつぶやき、ふてくさって寝てしまう。
「こんなこと、いつまで続けるのだろうか?自分はどうせ負け犬だ!」
結局、開き直ります
「い~やい~や」
やる気が出ない、スマホいじりながらベッドでくたばってた方が楽だ!
あいつがチヤホヤされていて嫉妬した。けど、僕はベットで腐ってる。
「もうどうにでもなってくれー」
完全に吹っ切れた主人公。
「い~やい~やい~や」
かわいいポップなタッチのキャラクターが印象的です。
この絵を見ていると、キャラクターが「い~やい~や」と歌いながら踊っているのが、脳裏に浮かんできそうですw
「スマホでおなじみの顔文字」が動画に出てきましたね!これは意外な発想です!
パネルには踊ってるキャラクターの1コマを並べているのが、また面白いです。
「ディストピア」は理想郷を意味する「ユートピア」の正反対の社会を意味する言葉です。
日本語では暗黒郷、地獄郷などと言われています。
それにハローついているので、直訳すると「こんにちは!暗黒郷」って意味になりますよね?
まさにそんな感じの動画でした。
ツイッター?で起きる炎上、フェイクニュースなどの垂れ流し。
それをネットイナゴたちは、面白がって祭り上げる。
そして、傷つけあって創りあげたものは「ディストピア」
サビ外とサビの2パターンのキャラクターデザインがありますね。動画を作るうえで、このような細かい設定をすることは、キャラクターを描き分けることで必要なのだと感じました。
動画ではセピア色に変えられていたり、文字でキャラが隠れていたりしていたので、全体像が展示されていたのはうれしかったです。
透明水彩を何重にも重ねたような、厚みのある塗り方は重量感があります。
顔の皮膚を砕けている発想はすごいです!
赤と黒の組み合わせがブラッド感があっていい!
真っ青な空と白い雲、そして海が見える海岸線。
季節は夏かな?
カモメも飛んでいる。
コートを着ていて、ラジオを持ち歩く紺色の髪の少女。
麦わら帽子で、白いワンピースを着ている白い髪の少女。
二人は波止場に座る。
黒髪の子はラジオ置き、ラムネを飲む。
そして、ギターを弾く。
二人だけで唄を歌う。
じつは、白い髪の少女は・・・
タイトルに使われている「コバルト」という色のように真っ青な空と海は、すがすがしさを感じます。
ファンタジーでもないし、現代チックでもない、どこか遠くも近くもない場所を思わせます。
なにかノスタルジックな香りがするのが好きです。
キャラクターは単純なタッチで、単色で描かれていて親しみを感じます。
そのんぶん動きはなめらかで、どの動画を見ても髪がなびく動きは柔らかさを感じます。
絵コンテなのに色がついているのが新鮮に感じました。このまま映像にしても問題がないように感じます。
(これを、しおりにしてみたら面白そう!)
女の子がウサギを引きずって階段を上るシーンが印象的でした。
夕焼けのような背景は、なにか異世界に吸い込まれるような絶望的な?不安な?感じがしました。
17歳の時に描いた「セブンティーナ」という空想世界。
そこに、自分を投影していたキャラクターであるティーナに連れて行かれてしまう…
ティーナは水色と黄色と白。これは僕が好きな配色です!(どうでもいい)
おだんごちゃんは、現実世界とセブンティーナの世界で配色を変えていますね!
こういう色の塗り分けが、それぞれの世界を対比させている感じがいいです。
背景色にグレーをメインに使い、おだんごちゃんとティーナを水色で塗っているのが「彩度対比」になっているので、絵コンテながら面白いと思いました。
作者さんのメッセージもありました。
展示されていた作品のキャラクター?が描かれています。
展示物の中にCDアルバム「ネオドリームトラベラー」の紹介がありました。
この作品展をキッカケに動画を見るようになり、果てには、はるまきごはんさんの魅力に取りつかれてしまいました。
そして、Amazonで『はるまきごはんニューアルバム「ネオドリームトラベラー」初回限定盤 アートブック+DVD付』を購入することにw
アートブックには各MVアニメのプロローグや世界観、解説、キャラクター設定などが記載されています。
動画内に出てきた「黒ずくめ」の設定資料です。謎が多くクールで不思議なキャラクターでした。
フリーハンドで描いたようなタッチは人間味を感じます。マジックペンで描いているのでしょうか? 今の時代はデジタルペイントが多い中、アナログで描いているのは趣があっていいです。
他の作品もそうですが、キャラクターが踊っているのが印象に残りました。
動画で使われていた背景です。未来の都市でしょうか?グレー系を使い、ビルの窓から光をともすことで、夜って感じが伝わってきます。
実際に見てみると細かく描かれていて、繊細な絵が描ける人だなーって思っていました。
ギターがめっちゃうまいことで有名なエソック・プラクトソ(67)
カンガルー親のポケットが無くなったことで、行き場をなくしたカンガルーの子供たち
ドラ○もんもいない
ついに姿を表した偉人、ドウニデモ=ナ=レ(76)
由佳ちゃんは天才アシスタント
東京寝大学 准教授 亞玉悪冑さんは、脱法ロックを「安全」で「清潔感」と評価
(医学的根拠のあるさび~♪)
「シュマップ」のメンバーの森街君はカレーが好物
霊峰ダッポー・ロックで特派員が見たものとは?
・・・
と、まぁーこんなカオスなミュージックビデオが曲と共に流れてきます。
動画にも登場したカオスなキャラクターたち。動きもキレがあって楽しめました。
なにか中毒になりそうなインパクトがある映像でした。
独特なキャラクターですね!この素材を使った動画編集もすごかったです!
映画館のスクリーンのようなものに映し出されたキャラクターと背景です。素材をパーツに分けていることがわかりますね。
アニメ―ジョンの下書きですね。あたり → 下描き → 線画の順番で描かれていることがわかります。
まさかの色紙のオールスター!?
今回の出展された絵師の方々の色紙が飾られていました。
曲について調べてみると、曲にはストーリーがあり奥深いことが分かりました。
そして曲を盛り上げるのがMV(ミュージックビデオ)であること。
たとえ、いい曲だとしてもMVがなければ、なかなか聴いてもらえないでしょう。
さらに、いい曲がMVによって生かされるのです。
また、一つの曲でも多くの人が関わってることがわかり、「創作はものすごい因縁があってできているのだなー」と感じました。
このようなMVクリエイターの制作の裏側を見れる作品展を開いてくれた超会議に感謝します。
来年も同じブースがあれば、また訪れようと思っています!
続きは、その5で↓